自宅練習のついて大切なお話です

 

     

 

自宅練習で大切なことは はじめに『ピアノの時間』をつくっているかどうかですが

ピアノも 触る回数が多い方が上手になるでしょう。

触れる機会が多いことで ピアノが好きになって きっと心の支えや自己表現のツールの1つに。

練習時間は長い日もあれば 短い日があってもいいと思います。

少しずつ時間を安定させていきましょう。


お家では いわゆる 『遊び弾き』『ぐちゃぐちゃ弾き』もあり!!

大歓迎です


自分の好きなように思いっきり鳴らして!鳴らして!集中して!

たくさんピアノと戯れてほしいです‼️

 

そして毎日続けた子は 本当に違いが一目瞭然‼︎

保護者の皆様には、自宅での練習環境を整え その子のために集中できる ピアノの時間 を作って頂けるようお願い致します。
 
次に大切なことは その内容ですよね。
レッスンにお任せいただき お家では見守る事に徹底していただきたいと考えます

楽譜には演奏のヒントがちりばめられています。
楽譜の1ページには 
『この曲を使って 何を学ぶべきか』
が隠されています。
教本 って 本当に考えられて選曲してあるんです‼︎
ありがたいですね!
 
今 ここで伝えたい事や学ぶ事が 常に1ステップしていけるようにわかりやすく段階的に教えてくれています。
 
だから、こうだよ ああだよ って 
はじめから先生が弾いて見せてはいけないことも多いんです。
楽譜の読み方 暗号の解き方を 一緒に学んでいきます。
先に 耳から入って真似したものは 楽譜の大事な部分に目がいきづらくなります
学ぶ過程もやり方が大切です

以前ある譜読みが苦手の生徒さんに 読む練習を宿題にしました。
練習問題を解くための 1つ前の項目が必要だったからです。
でも 自分の力で解かず 答えだけを流すように口で覚えてきてしまって
結局 ほかの練習問題は解けることもなく。。。
。。。せっかく時間を作って取り組んでいただいた自宅練習の時間が もったいないですね。
いわゆる 基礎問題や練習問題です。
レッスンでは 答えを教えてあげて⭕️するのが目的ではなく
新しい項目や新しい考え方など 個々に合わせてたポイントが重要です。
知っている者からしたら 簡単だと思いますが
そこの考え方や捉え方を学ぶのが レッスンです。
理解の時間には個人差があります。
そこを1対1 自分に合ったアドバイスをもらえるのが
個人ピアノレッスン ならではのお得で有意義な時間になります。
 
また、1対1 のレッスンは 生徒にとっての特別な時間です。
レッスンにおいては生徒が考える時間も 個々に調整します。
自分だけの時間を過ごせる空間であることも 大切にしていきたいと思っています。
練習問題が理解出来たり、解く経験をし
応用問題に当たる 曲 で自身の力を自由に表現していけます♪
簡単な曲は ついお家の方が弾いてしまうかもしれませんが
生徒(お子さん)にとっては その曲を学ぶ過程こそが 大切な時間です。
答えのまる覚え それでは レッスンの効果はなくなってしまうし せっかくの1曲なのにもったいないです。
あらたな癖もうまれます。
直るのには何年も必要ですし、ある程度大きくなって さらに本人の意思がなくては変わりません。
YouTu〇〇等他の人の演奏も同じです。 どの楽譜の版でしょう?
レベル的にあっていますか?
さらには 本当にそれが答えですか?
基礎から学び直しをし、基礎の土台づくりを今から始める という事になったら 今度こそ1つ1つ大切に学んでいきましょう♪
 
他の人の演奏や他の表現の学びに必要な時はこちらからご案内しています。
 
先ずは 練習環境を整えてお子さんを信じて見守ってください。
自身で気づき掴める能力を育てていきましょう。
レベルが上がってきたと思った頃 自分自身で1歩ずつきた子は、止まることはありません。全て自分の力で楽譜を読み、表現のポイントに気づいてきたのですから、基本の土台が 頑丈でブレません♪
とても頼もしいです。
 
一方で、。。。
楽譜から自分でヒントやメッセージを見つけてこなかった子は・・・・・
もう わかりますよね。
 
その傾向が見られた際には
そのポイントを見つけて 
補修・修正していきますので 一緒に学び直ししていきましょう。
 
先生と一緒にレッスンした あの表現やテクニック、音、鍵盤の使い方、指・手首・ひじ・肩・肩甲骨などの身体の使い方
そしてあの 音。
・・・・・色々思い出して 手繰り寄せていける時間を 作ってあげてください。
 
どんどん進めていけそうな時は 
次の行程です👆
丁寧に楽譜を読んでみましょう
楽譜は、どんな風に演奏して欲しいって言ってますか?
ピアノから聴こえる自分の出した音に耳を傾けてみましょう。
よく聴く『耳』 を育てましょう
音が鳴っているだけになっていませんか?
『音楽』を演奏しましょ♪
力の強弱や気持ちの入れかたで どんな風になったかな?
観察力や想像力をふんだんに使って 自分なりの 表現力を磨いていきましょう




お家の方が先生ですか?
ピアノの先生が先生ですか?

誰から学びますか?

鳴らすだけでないからこそ 出来る過程を大切にしています





辞めていく生徒さんの傾向

決まってるんです

●カバンから教具や楽譜が出せない
 お家の方が出したりページをめくってあげたり。。。過干渉の傾向がある
自分から本も出せないなら音も読まない
人に聞こうとして覚えようとする姿勢はみられません


●毎回毎回今日は何をならったのか?と子どもに答えさせるケース
 そんなすぐに人に言葉で説明出来るほど理解できていたら素晴らしい事です!!大人でも難しすぎる!まずは続けていること 1人で全てをした頑張りを褒めてあげてください
成果はすぐには出ません
 楽譜やノートを見返したり レッスンを思い出して家で練習していく過程で理解していくことが多いです
覚えていないなら家での練習はしなくて大丈夫です。お家での『ピアノの時間』だけは作ってあげてください

●お家の方が弾いて教えてる
 レッスンの意味はゼロです
 弾いたのを見て真似して弾く。。。
 誰の真似をしますか?先生ではなくお家の方の真似ですから、レッスンで何度も先生がその子に合う方法を伝えても直ってこないのか納得です かわいそうですね
 レッスンでわからないところも聞かず、家に帰ってからママに弾いてもらうからいいや と言って不真面目にレッスンに来ている子がいました。レッスンでは先生の話も先生の音も何も『聴く耳』を使っていなかった事に納得です
レッスンの意味はゼロです

●演奏にジャッジをする方がいること
 〇〇ちゃんがピアノを弾いてくれると本当に嬉しい とか 元気になったよー
など嬉しい言葉をかけてあげてほしいです!

〇回で合格してきてね💢
〇個間違えたらピアノやめさせる💢
合格しなかったらおやつなし💢
ピアノに行かないと今日のご飯ないから💢
〇〇ちゃんより下手💢
こんな曲弾いてるレベルならパパに許されないよ💢
(他の人に対しても)〇〇ちゃんは△△△のところがダメだなぁ

など!! どうしてそんなことが言えるんでしょうか💢
言ってる人はなんなんでしょうか💢
ピアノを習っていったい何をしたいんでしょうか

こんな風にいじめるためにピアノがあるんではありません‼️

ジャッジなんてできるわけない
そんな卑劣なことしなくていい

きっと人間にもジャッジするような人になっちゃうんでしょうね

ピアノの練習というのは、没頭できる時間です!
その人だけの贅沢な特別な時間なんです!


陶芸とか絵画や習字をされた方も
わかりますよね
上手いか下手 以前に
やってる人だけがわかる特別な時間と感覚が得られるんです‼️
その時間を邪魔しないであげる『環境』を作るのが家族や周りにいるものができることです

教育を目的としない者から過程を飛ばして答えを教えて 生徒の学ぶ機会を奪ってしまうのも、かわいそうです
そのくせ なんでまだわからないの?って平気で言いますよね


小説を書いたり漫画を描く人も同じ

ものづくりや芸術は
その過程の時間を味わい幸福感を得られるんです
作品や曲に向き合えば
葛藤もありますよ!!
紆余曲折しながら 時に作品をこわす芸術家もいますよね

その目まぐるしく変化していく自分の心と技術力に葛藤と幸福感を感じて お化け屋敷やジェットコースターになっているような不安や快感を味わいながら成長していく様子が手に取るようにわかるのが ピアノを学ぶ ということです

小中学生で辞めてしまっては ほとんど身になりません
長く続けていく楽しさ 継続は力なり
ただ続けているだけでも 気づいた時には自分はもう特別な存在になっているとわかると思います
ピアノ弾けるのー?すごいな〜 なんていう友人の言葉も嬉しく感じるのは 
今も『いい環境』で続けられているからですね


いい時も悪い時も 共に近くで寄り添ってくれるピアノは自分の心のパラメータでもあり とてつもないパワーを与えてくれるものでもあります


だからピアノといっぱい戯れてほしい!
没頭できる時間は 結果人を豊かにしてくれます


ピアノの練習方法も演奏法も
教育や音楽の面も学んできた先生にお任せくださいね♪